まもなく開店10周年
仙霞路沿いにずらりと並ぶ日本料理屋の西端に店を構える、ラーメン居酒屋「紀州豚骨醤油拉麺」。
〝紀州豚骨〟と書かれた大きな提灯が目を引く同店は、オーナーの1人を生粋の和歌山県人が勤める。店長の劉さんも、そのオーナーの元、和歌山県の飲食店で2年半修行した経験を持つ。
必食の「紀州豚骨醤油ラーメン」(42元)をはじめとする、ラーメンのスープには並々ならぬこだわりを持っており、出汁をとる豚骨は〝ゲンコツ〟と呼ばれる脛骨や大腿骨と背骨のみを使用。ほかの部位や鶏ガラを使わずあえて値が張る方法を選ぶのは、トロミがあるのにスッキリとした、豊かなうま味を表現するためとのこと。合わせるチャーシューも自家製で、6時間ほどじっくり煮込み、やわらかでよく味が染み込んでいる。日本人にとってラーメンのおかずとして定番の「餃子」(通常22元/皿)も人気。特注の薄皮に、豚肉、ハクサイとキャベツを両方、ニラを入れ、焼き目はカリッと中はジューシーな1皿だ。
10元で食べ放題!
今回は10月14日(木)まで「餃子」(通常22元/皿)が1人10元で何皿でも食べ放題に。なお、ほかの割引との併用不可、このキャンペーン期間中「飲み放題」(通常60元/90分)は実施していない。
胃袋の容量に自信のある人も、そうでない人も、この機会に腹いっぱいに餃子を食べに行こう。
info
住所 威寧路55号
TEL 6259-3788
営業時間 11時~14時、17時~翌2時半(金曜は〜翌3時半、土曜は11時~翌3時半、日曜は11時~翌2時半)
席数 約42席、カウンター4
予算 90元
~上海ジャピオン2021年9月24日号