劇的!カルチャー体験 Vol.60 SaNTe

自分だけの作品キャンドルに一目惚れ

実は体験者のMAMIさんは、
3~4年前に先生のERIさんと知り合っていた。
「ここのオープニングパーティに来た時、
かわいいキャンドルに一目惚れしたんです」。
実際に見て、自分だけのキャンドルを作りたくなった
というわけだ。
「サンテ」は、ERIさんが、
田子坊にある雑貨店「レミックス」
の3階を借りて営むキャンドル制作教室。
店舗のオーナーが同じくERIさんのキャンドルに
一目惚れし、教室を開くことを勧めてくれたと言う。

好きな色と香りロウの固さが肝心

今日作るのは、バラの花を模ったアロマキャンドル。
まずは、作業をイメージしやすくするために、
材料と作業の流れについての説明から。
好きな色のロウとフレグランスオイルを選んだら、
土台となるソイワックスにオイルを添加して、
グラスに芯をセットして注ぐ。
ソイワックスは、燃やすと空気中の臭いを取り、
オイルの香りが漂うとのこと。
次に、MAMIさんが選んだピンクのロウを熱で溶かし、
スプーン1杯ずつ紙の上に落とす。
少し冷えたところで紙からはがし、
成形しながら花びらを作っていく。
冷え切ると固くなるので、タイミングが難しく、
先生に助けを求める場面も。
基本的には先生が手を出すことはないが、
必要な時にだけアドバイスしてくれる。
ソイワックスが固まり、バラをセットしたら完成。
「紙からロウをはがすタイミングが難しかったけど、
花びらがバランス良く作れました」。
MAMIさんは、
出来上がった作品を胸に顔をほころばせた。

~上海ジャピオン7月01日号

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