解説
ツルゲーネフは、農奴制を批判した
『猟人日記』で投獄されるも、
出獄後、政治社会的な問題を取り上げた作品を発表し続け、
西欧へのロシア文学の普及に大きな役割を果たした。
今回の要点は
「但願dan4yuan4(~であることを願う)」の用法。
「但願能再相見(また会えたら)」のように、
主に願望や希望を表す場面で動詞として使い、
後ろに目的語になる節が続く。
また、「但願如此(ぜひともそう願う)」のように、
四字熟語として使うことも多い。
また「吃得起苦」は、可能補語「~得起(~できる)」と
離合詞「吃苦(苦労する)」を組み合わせたもの。
~上海ジャピオン2013年3月15日号