続・筆談の落とし穴 vol.459 玉手箱で手がキレイに?

■説明しよう!

日本の物語で登場する、高貴で特別な箱である「玉手箱」。中国語ではこれに該当する言葉はなく、文脈によって「珠宝盒(zhu1bao3he2)」などと呼ぶ。なお「玉手(yu4shou3)」は中国語で「玉のように美しい手」を指す。

筆談中山本さんは、張君に対し、料理がおいしいことを「食の玉手箱」とレポートしたかった。ところが張君は「玉手箱」を、手を美しくする箱のことだと思い、おしぼりを渡してしまったようだ。張君! とにかく、山本さんの暴食を止められてよかったな。

 

~上海ジャピオン2025年6月27日号

 

 

 

 

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