お医者さんの御用達~「ゴム草履」

-448doctor-v1

-448doctor-v2

鼻緒パワーで外反母趾予防

――ちょっとオシャレして、ヒールが高い靴を履き続けていたら、足の親指の付け根が痛くなってしまいました。これって、外反母趾になりかけているんでしょうか?

先生 外反母趾とは、足の親指が小指側に15度以上曲がった状態のこと。その予防には、早めのケアが肝心です。私は、鼻緒の付いた「ゴム草履」をオススメしています。

――ゴム草履なら、足を締めつけなくて、楽そうですね。

先生 そう、でも大切なポイントは「鼻緒」にあるんです。そもそも外反母趾とは、筋力不足によって親指が浮き上がり、指の付け根で歩行してしまうことが大きな原因のひとつと言われています。ゴム草履を履けば、親指と人差し指の間に鼻緒が挟まれ、自然な状態を保てます。また同時に、指で鼻緒をギュッと絞めながら歩くことになるので、足の裏の筋肉も鍛えられるんです。これにより、外反母趾のほか、土踏まずがなくなってしまう、偏平足の予防も期待できますよ。

――なるほど! どんな草履を選ぶと効果的でしょうか。

先生 歩行時の衝撃を少なくするため、草履の底は、適度な厚みがあるものを選んでください。サイドに支えがあれば、安定感が増しますよ。靴を選ぶ時は、草履に限らず、足のサイズに合った履物を利用することが肝心ですね。

-448doctor-v3

~上海ジャピオン2013年8月23日号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP