ホットワインで冷え知らず
――もう11月ですね。冷え性なので、最近の寒さが身に染みています。これからもっと寒くなるのに…先生、冷え性改善にいいアイテムはありませんか?
先生 冷え性は、食生活の乱れによるエネルギー不足などが大きな原因と言われています。もしお酒が苦手でなければ、香辛料たっぷりの、ドイツ発「グリューワイン」を飲んでみてはいかがですか?
――わあ、いかにも身体が温まりそうですね。
先生 もちろん! このワインには、シナモンにオレンジの皮、アニス、生姜など、身体を暖めるとされる漢方成分が、たくさん入っていますからね。これを温めて飲めば、温度とお酒と漢方、3つのパワーで身体がポカポカしてきます。また、寒気を取る以外に、消化促進や、風邪の予防も期待できますよ。何より甘みがあっておいしいんです。
――早速、飲んでみたいです! それにしても、ワインと漢方って面白い組み合わせですね。
先生 昔から「薬酒」と言うように、お酒は血の巡りを良くしますので、多量に摂取しなければ身体に悪くないんです。ただし、お酒のアレルギーがある方や、心臓や肝臓に疾患を持つ方、高血圧や糖尿病、過多月経など、出血しやすい方は避けてくださいね。また、おいしいからと言って、飲みすぎないよう、くれぐれもご注意を。
~上海ジャピオン2013年11月1日号