漢方足浴で全身ポカポカ!
――寒くなるにつれ、シャワーだけでは、身体が十分温まらなくなりました。でも自宅には浴槽がなくて…。先生、良い方法はありませんか?
先生 ゆっくり全身浴ができない時には、「漢方足浴包」で足浴はいかがですか? 身体の芯から温まりますよ。
――漢方って自分で煎じなければいけないんですよね? ちょっと難しそう…。
先生 いいえ、この「漢方足浴包」は、お湯に混ぜるだけなので、とても簡単! 体調の悩みに合わせて配合された漢方が1回分ずつ小分けされているんですよ。たとえば「紅花足湯」は、「当帰(トウキ)」や「サフラン」が配合され、生理不順などの女性特有の悩みの改善が期待できます。また「紅景天足湯」は、「紅景天(イワベンケイ)」という植物の根を主成分とし、脳の疲労やストレスの解消などに効果的と言われています。これらが溶け込んだお湯に足を浸けると、温熱作用で漢方成分が皮膚から浸透。そして、血液循環で全身に行き渡るため、全身が温もるうえ、様々な不調の改善も図れるというわけです。
――それは、うれしいです! 何か注意点はありますか?
先生 温まりたいからといって、熱いお湯や長時間の足浴は、身体に負担をかけるので、かえって逆効果です。40度程度のお湯で、20分くらいを目安にしてください。
~上海ジャピオン2013年12月13日号