お医者さんの御用達~「湿潤焼傷膏」

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湿潤焼傷膏でやけど対策

――昨日、調理中にお湯が飛び散って、手にやけどを負いました。やけどの跡を残さないためにはどうしたら良いでしょうか?

 

先生 やけどの程度の大きさに関わらず、いち早く、氷水で冷やしてあげることが重要です。その後はこちらの「湿潤焼傷膏」を使用することをオススメします。

 

――どういったものなんでしょうか。

 

先生 「湿潤焼傷膏」は消炎・解毒作用がある生薬が配合されています。解毒作用をもつ黄連という常緑多年草が含まれており、やけどによる炎症や化膿を抑え、傷口を修復させる効果が期待できますよ。感染症さえ起きなければ、傷跡が残る心配もありません。氷水でしっかり患部を冷やした後に、この軟膏を1㍉ほどの厚さに塗り、上からガーゼを被せて保護すると良いでしょう。さらに、4~6時間ごとに塗り直してあげると、ヒリヒリした痛みややけどの治りが早まり、跡も残りにくくなりますよ。

 

――それはありがたいですね。使用上で何か注意すべき点はありますか?

 

先生 はい。この軟膏にはクッション材として、ゴマ油が含まれています。そのため、ゴマアレルギーの方は使用をご遠慮ください。また、大きい水疱ができるような重度のやけどについては、必ず受診して下さい。

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~上海ジャピオン2015年6月26日発行号

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