お医者さんの御用達~益母草

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生理不順に悩む人に

――最近生理が不順気味で、生理量が少なかったり、期間も短かったり、時には遅れたり、安定してほしいのですが…。

 

先生 それは、漢方の考え方では「血虚(けっきょ)」もしくは「お血(けつ)」と呼ばれる状態になっているとされています。そんな時には、血を補い、身体の内側から血や気の巡りを整える「益母草」をオススメします。

 

――〝益母〟ってありがたい名前ですね!どんな働きがあるんですか?

 

先生 「益母草」はその名の通り、妊娠を望む人や産後の回復に適した漢方として親しまれてきました。血液循環をよくして「お血」を改善する働きがあるとされ、出血量が少ないもしくは整理期間が短すぎるのを改善したり、生理痛及び生理前の腹部の不快感を緩和したりする効果が期待できます。また漢方「ビャクシャク(白芍)」は痛みを和らげ血液を補い、「センキュウ(川芎)」には血流の巡りをよくする働きがあると言われています。

 

――注意点はありますか。

 

先生 ドリンクタイプの「加味益母草膏」は生理が終わってから次の生理が来るまでの間、1回15ccを1日2回朝夕食後に服用してください。なお妊婦さんや、生理出血量が多い、不正出血がある女性は服用しないでください。

 

~上海ジャピオン2017年1月6日発行号

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