ケガ予防の一環として

――娘が学校の部活でケガをしてから、バスケットボールのプレイが少し怖いようです。もうケガは治っているのですが、何かしてあげられることはありますか。

 

先生　一度ケガをすると、恐怖心が残ってしまいますよね。そんな時には「スポーツテーピング」はいかがでしょうか。

 

――普通のテーピングや湿布とは違うんですか。

 

先生　こちらには湿布のような薬用成分が含まれていないんです。この伸縮するキネシオロジーテープには様々な効能が期待できます。一つ目は、可動域の制限をすることによる、ケガの防止とパフォーマンスの向上。二つ目は、傷めて弱くなった筋肉や腱を補強し、血流を改善することによるケガの悪化防止。三つ目は、ケガをした部位を安定させることで、精神的な安心感を得ることです。

 

――今の娘にピッタリですね！

 

先生　こちらのドイツ製のものや日本製のものは刺激性が少なく皮膚にやさしいので、かぶれにくいですよ。巻く部位によって難易度は変わりますが、最初は専門の医療機関で巻き方を教わった方がいいでしょう。シャワーで濡れたらドライヤーで乾かし、一週間は連続して使用できますよ。５㌢幅が主流で、色もたくさんありますので好みに合わせて選んでください。

 

～上海ジャピオン2018年1月5日発行号