お医者さんの御用達~鴨と西洋人参のスープ

胃の疲れにカモ肉

 

――今年も残暑が厳しいですね。暑さの影響なのか胃も疲れてきて、食欲が落ちています。このような時に、オススメの料理はありますか?

 

先生 胃が疲れて食欲がなくなると、さらに身体がバテるという悪循環になりかねませんね。暑さの解消と滋養を付ける「鴨と西洋人参のスープ」を作ってみましょう。

 

――温かいスープで身体を冷ますことができるのですか?

 

先生 はい。カモ肉と西洋人参はどちらも身体の余分な熱を冷ます効果があります。さらにカモ肉には、身体に潤いをもたらし〝血〟を養ったり、身体の水分量を適切に維持したりする作用もあります。胃を補養し、ほかの肉に比べて消化されやすいので、胃が疲れているときにピッタリです。

 

――作り方を教えてください。

 

先生 材料は、カモ肉600㌘、ニンジン400㌘、西洋人参10~15㌘、生姜1片、水適量、塩コショウ適量です。作り方は、まず、カモ肉を食べやすい大きさに切り、ショウガと水を加えて強火で煮、カモ肉を取り出します。次に、ニンジンはミキサーでペースト状にします。別の鍋に、カモ肉、ペースト状にしたニンジン、西洋人参、適量の水を加え強火で煮ます。その後弱火にして肉が柔らかくなったら、塩コショウで味を調え完成です。

 

~上海ジャピオン2021年9月10日号

 

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