足湯でひび割れ踵ケア

――踵のひび割れがひどく、ストッキングを履くときに伝線してしまい困っています。悪化すると踵を地面に着けるだけで痛いこともあります。そうなる前に、何かいい方法はありませんか？

先生　歩く時に痛みを感じるようになると、日常生活に支障がありますね。足湯をしながら角質ケアができる「足光散」を使用してみましょう。

 

――どのようなものでしょうか？

先生　うすい茶色の粉末で、角質の剥離を促す作用のあるサリチル酸や、細菌の抑制と抗菌効果のある安息香酸ナトリウムとホウ酸、炎症を抑え痒みを鎮める漢方系の植物クララなどが含まれています。角質を剥すだけでなく、殺菌作用もあるため、角化型足白癬や多汗で臭いが気になる場合にも使用可能です。

 

――使い方を教えてください。

先生　足湯用の桶に、足光散１袋40㌘と沸騰した湯１０００～１５００㍉を入れ、溶かします。そのまま冷まし、湯が適温になったら20～30分足湯をします。１日１回、３日間続けましょう。稀に接触性皮膚炎を引き起こすことがあるため、痛みや水ぶくれなどが発生した場合には専門機関を受診してください。また、水疱型・びらん型白癬、子どもや妊婦は使用してはいけません。

 

～上海ジャピオン2021年11月12日号