お医者さんの御用達~玄米

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玄米に秘められた驚異のパワー

――春節も終わり、心新たに新年を過ごしたいところですが…宴会続きで、中年太りまっしぐら。丸みを帯びてきた腹に、さすがに危機感を覚えます。先生、助けてください。

先生 それなら日本人の主食・ご飯を玄米に替えてみてはいかがでしょう。

――玄米はパサパサして、おいしくないイメージがありますが…。

先生 玄米は白米に比べ、しっかり給水してあげることが必要です。夏は4時間、冬は8時間を目安に給水させてあげましょう。また水も白米の1・5倍を入れて炊くと柔らかくなります。パサパサ感が気になる場合は、ピラフにするといいですよ。何より玄米は白米の約9倍の食物繊維を含み、余分なコレステロールや糖分などの排出を促してくれます。また糖質をエネルギーに変えるのに不可欠な成分・ビタミンB1も摂れるので、ダイエットにはもってこいなんですよ。おまけに〝若返りのビタミン〟ビタミンEも豊富です。

――玄米パワー、すごいですね。摂取量に制限はありますか?

先生 私は朝昼晩食べています。黒豆や麦などの雑穀も一緒に入れて炊くと、さらに栄養価が上がっていいですよ。ただし、食物繊維が多いので、胃腸の弱い人は控えめに、もしくは白米を混ぜるなど調整してください。

 

 

~上海ジャピオン2016年02月19日発行号

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