お医者さんの御用達〜加湿器

風邪予防の秘密兵器

――毎年この季節になると、風邪を引いてしまいます。手洗いうがいやマスク着用に気を付けているのですが…。

 

先生 乾燥した空気と低温度で、冬はウイルスが室内に舞いやすいです。そんな時は「加湿器」を使ってウイルスを殺菌しましょう

 

――カビの発生が心配で敬遠していましたが、やはり湿度も大切ですか?

 

先生 そうですね、見た目にはまったくわからないウイルスですが、クシャミなどの飛沫内に含まれているものは低温低湿度の状況で8時間は強い感染力があると言われています。ところが室温20度以上、湿度60~70%以上の環境だと、ウイルスは体外で1~2時間で死滅するんです。

 

――湿度で感染率が下がるとは驚きました!

 

先生

オフィスの机の上、ベッドの枕元など、自分の至近距離でぜひ加湿器を使用してください。湿度50%ほどだとまだ低いので、60~70%以上にするのがポイント。空気の換気を行うと、カビの心配も減りますよ。ちなみにイビキをかく人は、口が乾燥し風邪を引きやすいので、特に使用を推奨します。また皮膚やのどを潤してくれるので、病後の回復を助ける働きもあります。鼻呼吸を心掛ける、免疫力を上げるなど総合的に身体のコンディションを整え、冬を快適に過ごしましょう。

 

~上海ジャピオン2020年1月3日発行号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP