疲れ目に椎茸白菊茶

中華4千年の歴史が伝える、民間療法をご紹介。


肝臓の血を補ってスッキリ目に変身

1日中パソコン画面とのにらめっこで目が乾く。暗いところで本を読んでいたら目がかすんできた…。そんな疲れ目には、こんな「椎茸白菊茶」が効くかもしれない。
 そもそも中医学において、眼は肝臓と密接な関係にあるとされており、眼がモノをはっきり見るには肝臓に蓄えられている血「肝血」が必要。しかし、眼の酷使が続くと肝臓が弱り、十分な血を眼に送れないため、目の乾きやかすみなどの症状が出る。椎茸には血を補って抵抗力をつける力が、そして白菊花には肝臓の疲れをとる力がある。さらに、クコの実が肝臓の血液に栄養を与えるので、肝臓、眼とともに回復するというわけだ。
 放置すると頭痛なども招く眼精疲労。目を休ませられない時は、せめて栄養をしっかり送りたい

やり方


①椎茸200g、白菊茶10 g、クコ10 gを800ccの水で10分間煮出す。
②これに蜂蜜をレンゲ2さじ加える。
③②を毎日飲用する。

体験者の一言


ふわっと花の香りがしたものの、飲んでみると椎茸が強かったです。効果のほどは分かんないですけど、鍋を食べたくなる味ですね。(A・H女性)


先生からの一言


栄養も大事ですが、長時間眼を酷使する場合は、できるだけ2時間毎に5分間の休憩をとると目がスッキリしますよ。

監修:Evian先生
艾夏維莎中医物理治療中心
中医学による健康の回復と維持を推進します
陝西北路1438号財富時代大厦322室
TEL: 6276-3815(中・英)

【注意書き】
※本記事は、編集部が独自に調べた民間療法について、中医学の医師に理論付けをお願いしたものです。効果を保証するものではありません

~上海ジャピオン1月25日発行号より

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