自慢のお隣さん 第87ノック 土肥さん宅

打ちたての「そば」!

中野さんの紹介で伺ったのは、そば打ちが日課の土肥さん。「そば」は食べるだけのものではなかった!

打って健康、食べて健康
それが「そば」



「そば打ちは、何より身体にとてもいいんですよ。私自身そばを打つようになってから、体重も10㌔減り、肌もつやつやになりましたから(笑)」と、楽しそうに話す土肥さん。
 日本では会社の社長まで勤め上げたが、60歳できっぱりと退職。「毎日、いろいろな方に会って接待など本当に忙しい日々を過ごしていましたね」。もともとそば好きだった土肥さんは、これを機に自分の趣味である「そば打ち」に、本格的に打ち込みはじめた。
上海でも、土肥さんの朝は、こだわりの「そばつゆ」を作ることから始まる。全ての材料と道具は、日本からわざわざ運んできたものだ。中でも、特にこだわっているのは、100%日本産のそば粉だ。日本から、真空パックにして届けてもらっている。
「このそば粉を使って打つ『そば』は、本当に香りがいいですよ。茹でる時は、一人前ずつ25秒から30秒で茹でると美味しくできますよ」。土肥さんのそばへの追求は、まだまだ続く。

▽土肥恒久さん


そば打ちで広がる
人と人との輪



土肥さんにとって「そば」は、人と人とをつなぐ新しいコミュニケーションのひとつ。日本にいる頃にも、休日に友人や社員を呼んで、「そば打ち」を楽しむことがあった。
それは上海でも変わらない。皆と一緒にそばを打つことで、そば打ちの楽しさや良さを伝えたいと土肥さんは話す。
 「今では日本を代表する健康食品となった『そば』。いつか、中国の多くの人々にも、この良さを伝えたいですね」。この夢の実現に向けて、土肥さんは今日もそばを打つ。


物件情報
◇地区:閔行区
◇間取り:3LDK 144㎡
◇家賃:非公開
◇築年数:不明
◇サービス:家具家電込み、BS1、BS2、NHKワールド
◇交通:バス停より徒歩10分

⇒NEXT WEEK
土肥さん自慢のお隣さんは、
自宅でパンやスイーツ作りに励む藤崎さん
ふんわりと甘い香りに包まれた上海ライフを満喫している。

~上海ジャピオン9月14日発行号より

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP