我が家のリビングをバーに改造!
岡田さんの紹介で伺ったのは、自宅にバーカウンターを作った山下猛さん。家族団欒やパーティに〝ホームバー〟が大活躍!
お金はかけず
作業は全て自分で
青いライトで照らされた棚に、ずらりと並ぶ酒瓶。その前で、シェーカーをふるう山下猛さんの笑顔の先には、愛息子の仁(れん)くんが。カウンター奥のキッチンでは、妻の貴和美(あわみ)さんが、夕食の準備中。そう、ここは山下家リビングの〝ホームバー〟なのだ。
「実を言うと、お酒はそんなに強くないんです。ただ、昔からバーの雰囲気がとても好きで」と話す山下さん。半年ほど前、貴和美さんの「キッチンが狭いので、別にカウンターがほしい」という言葉を聞き、ひらめいたのが〝バー〟だった。ちょうどその頃、澳門路の食器市場でシェーカーやグラススタンドなどのバーセットを見つけたことも、背中を押した。
できるだけコストをかけないよう、棚板には近所の店にあった中古ガラスを利用。カウンターの脚は、以前から持っていたスピーカーだ。週末毎にIKEAやホームセンターに通って使えそうなパーツを探し、日曜大工に励む日々が続いた。棚をつけるため壁に穴を開けた時には、配管が破損して家中が水浸しになったこともあった。
(右写真)息子の仁くんもホームバーが大好き
ホームバーを中心に
集いの輪が広がる
そんな工夫と努力の末、完成した〝バー〟は、山下家の暮らしに大活躍。友人家族が集ってのホームパーティには、文字通りバーとして。休日、カウンターで仁くんとノンアルコールドリンクを作って遊ぶことも。最近では家族の夕食も、バーカウンターを囲んで取るようになった。
「家なので、リラックスして飲めますね。酔って眠くなっても、すぐ眠れますし(笑)」
これからも、少しづつ改造し、さらに我が家らしいバーにしたいと話す山下さん。山下家のバーは、ますます賑わいそうだ。
澳門路で見つけたバーセット
山下さん一家
⇒NEXT WEEK
言葉はいらない!
趣味のマジックを披露し、
友人を驚かせる田中さん
~上海ジャピオン9月5日発行号より