学問研究の発信地
特徴的な外観の「美羅城」を始め、商業施設が集結する徐家匯エリア。高級ブランド品や電子機器を買うならココ、というイメージの人が多いのでは?
同エリアの歴史は長く、明の時代に農作地として開墾されたのが始まり。1840年代からはカトリックや西洋文化が色濃くなり、気象学や天文学、地震学などが盛んになった。「上海市徐匯中学」の前身であるカトリック系学校もこの頃建てられ、ベルギーの神父がデザインしたという校舎には、ヨーロッパの雰囲気が色濃く漂っている。
同校の隣に住んで、徐家匯の歴史について学んでみてはいかが?
~上海ジャピオン2021年2月5日発行号