夏の朝、水量不足に
上海における原因とは
上海は梅雨も明けて、いよいよ本格的な夏到来ね。
夜も暑くて、朝起きたらシャワーを浴びてさっぱりしたいもの。
でもその時、水がほとんど出なかったら、あなたはどうする?
日本人社員の家からの、「水がちょろちょろとしか出ない」と早朝に電話を受けたのは、つい先日のこと。
この暑いのに、そりゃ一大事と早速捜査に乗り出したのよ。
社員の家までタクシーを飛ばし、現場調査。
まずは、ほかの水道が使えるかどうかを確認。試してみたけど、他は大丈夫みたいね。
聞けば、マンションでの断水の知らせもないっていうから、全体での断水っていう線はないわ。
原因は「サビ」
出るわ出るわの大騒ぎ
原因が絞られてきたわ。
全体ではなく、家全体で水道の1カ所だけ…。
ほかの水道にも予兆が見られたから、アノ線に間違いないわね。
そして、原因の水道の蛇口の口の部分をペンチで挟み、横に回して外してみたの。
外した口はやはり真っ赤。
そう、詰まりの正体は赤サビだったのよ。
その口を、新聞紙にトントンとしてみると、赤サビがボロボロ落ちる落ちる。
社員に要らない歯ブラシを借りて、外した口をゴシゴシ、蛇口の方もゴシゴシ。
詰まりをきれいにしたら、これで当分大丈夫ね。
何にしても、こんなに出なくなるまで放っておいちゃダメよ。
定期的に口を外して掃除したりしないとね。
じゃなきゃ、蛇口どころか水道管にもたまって、水道管ごと取り替えなきゃいけなくなわよ!
~上海ジャピオン7月17日号より