各国要人が訪れた
まるで外国の別荘のような大きい住宅が並ぶ岳陽路。歴史的価値のある建築も多く、休日はたくさんの人々が、街歩きや撮影に訪れる。
旧フランス領事館は、1928年にフランスの信託会社によって建てられた。木造3階建てで、白い壁に赤い屋根、玄関ポーチに嵌められたステンドクラスは、イギリス地方の古き良き住宅のよう。各国要人が観覧に訪れたという、上海市内でも代表的な歴史的建築物だ。現在は大学の敷地内にあり、美しい建築をゆっくり眺めることができる。
ヨーロッパの雰囲気漂う岳陽路で、外国旅行気分を味わってみては?
~上海ジャピオン2021年6月25日号