上海街並み探検隊 Vol.69「興国賓館1号楼」

ミントグリーンの屋根

上海の名門・交通大学を中心に、緑が多くゆったりとした公園・歴史的建築物や、小さな多国籍レストランが密集する交通大学エリア。

「興国賓館1号楼」は、太古銀行が建てた建築物。スコットランドのデザイナーがイギリスから遠隔指示して建設された。十数㌧の銅版で作られた薄緑色の屋根が特徴で、〝銅房子(銅の家)〟と呼ばれることも。ほか、一続きとなっている2階の巨大バルコニーからは、美しい庭園と、樹齢百年以上の木々をゆったりと眺められる。

現在は高級ホテル「興国賓館」として運営。ここで、別世界のようなゴージャスな時間を過ごしてみては?

 

~上海ジャピオン2022年2月18日号

 

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