文学者が暮らした家
観光地としても有名な「静安寺」を中心に商業施設が集結し、買い物やランチには事欠かない静安寺エリア。展示会場や書店、劇場も多く、アートの香り漂う場所でもある。
「柳迎邨」はかつて、中国人文学者・言語学者の林語堂が暮らした家がある住宅区だ。「柳迎邨」という名前は、京劇の名役者に頼み、演目の一節に因んで付けてもらったんだとか。2階建ての〝老房子〟は、その雰囲気を好んで入居する店舗も多い。
ここから歩いて5分の「雲和花園」は築15年の比較的新しいマンション。目の前に劇場、周囲には各国のレストランが立ち並ぶ。
~上海ジャピオン2021年1月1日発行号