夏の観光シーズン本番 東方明珠塔では昨年比5割増

 夏の観光シーズンを迎え、上海市内各地の観光地の人出が増し、
東方明珠塔では7月の展望台観光客数が、昨年同期比で約50%増となっている。
 関係者によると、同塔を訪れる観光客のうち60~70%は団体客で、
そのほとんどが上海万博と合わせて観光に来た人という。
また以前は、大型連休以外では出来なかった長蛇の列がほぼ毎日発生し、週末には1000人以上の、
ピーク時には約9000人の列ができ、2時間以上待ちとなることもあった。
 このほか、外灘や豫園、南京路歩行街、黄浦江の遊覧船などでも、
涼しくなる夕方以降を中心に、多数の観光客の姿が見られている。
中でも豫園は、万博開幕以来、観光客が40%増となっている。
 また、市内から郊外への人出も高まっており、
上海南バスターミナルから出発した7月の31日間での旅客数は86万5000人となり、
ひと月あたりで、過去最高を記録。
今年2月の春節期間(40日間)の85万8000人を上回る盛況となった。
(8月9日)

~上海ジャピオン8月13日号より

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