滬杭高速鉄道で試験運行開始 10月の正式運用を目指す

 上海と杭州を結ぶ「滬杭高速鉄道」で、9月1日(水)より、
全路線で専用のテスト列車を使った試験運転が正式に開始された。
10月の営業開始を目指す。
 同路線は全長159㌔で、
上海虹橋旅客ターミナル駅と杭州東旅客ターミナル駅を結び、全9の駅を設置する。
今回の試験運転では、初日にはテスト列車33台を投入。
今後、時速300㌔以上でのテスト走行も実施する。
試験運転では、まず全路線の検査測定とデータ採取を主に行い、
9月下旬より乗務員も乗車した上でテストを行う見込み。
その結果を踏まえ、10月の運用を目指している。
 鉄道部門の関係者によると、列車の最高速度は、上海と南京を結ぶ「滬寧高速鉄道」と同じく、
時速350㌔を予定し、両区間を最速で38分でつなぐ。
(9月3日)

~上海ジャピオン9月10日号より

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