新茶の出荷早まる見通し 近日の温暖な天候が影響

 上海茶葉工業協会は、近日の温暖な天候の影響で、新茶の出荷が昨年より半月ほど早くなる見通しを明らかにした。
 「黄山毛峰」の産地である黄山富溪一帯では、茶摘みが例年より10日ほど早まる見込み。また、「龍井茶」の産地である杭州西湖では、すでに一部品種で新芽が芽吹いており、3月10日前後には茶摘みが行われる。
 こうした状況と同時に、今後気温が低下することがあった場合、茶葉の品質に悪影響が出るとの懸念も、各茶葉産地から寄せられている。
(2月11日)

~上海ジャピオン2月16日発行号より

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