恐竜の化石標本などを展示する「自貢恐竜化石国宝精品展」が、7月10日(火)、上海科技館にて開幕した。展示は8月31日(金)まで行う予定で、見学料は無料。
展示会場は約1000平方㍍の広さで、四川省の自貢恐竜博物館から運ばれてきた29体の貴重な恐竜の化石が並ぶ。うち一部は国宝級の品で、世界初展示となる珍品も含まれる。
また、展示においては、実際の発掘現場を再現したり、古生物学者が化石の修復を行う姿を間近で見られるようにするなど、新たな試みを取り入れている。
会場内には映画ホールもあり、恐竜絶滅の謎に迫る映画などを上映、絶滅の原因とされる6つの仮説を詳細に解説する。ここでは、来客者が観覧後に、可能性が高いと思う絶滅原因に投票するイベントも行う。
(7月6日)
~上海ジャピオン7月13日発行号より