暖冬の影響で、上海植物園や街頭の白モクレンが、例年より10日あまり早く開花し、春節中に街に出た市民の眼を楽しませた。
ことし1月、上海では、気温が20度を超える日が続き、この影響で開花が早まった。春節中の白モクレン開花は、10年に1度といわれている。
上海植物園の専門家によると、気温が10度以上の日が今後も続けば、引き続き白くて美しい花が見られるという。ただし、白モクレンの早期開花は、栄養を必要以上に消耗して落花を早めるため、来年の花は小さく色もよくないのでは、との懸念も示している。
(2月18日)
~上海ジャピオン3月2日発行号より