著作権使用料支払い義務化へ 上海・北京などで試験的に実施

 中国映画著作権協会は10月13日(水)、インターネットカフェや飛行機、長距離バス、
列車など映画を放映している交通機関を対象に、2011年1月1日(土)以降、
著作権使用料を試験的に徴収すると発表した。
上海、北京などが試験地区となる見込み。
 今回の措置に伴い、著作権などを管理する国家版権局は14日(木)、
著作権使用料や支払い方法の基準などを発表。
インターネットカフェでは、パソコンの台数や利用料金に応じて課金し、
長距離バスに対しては1台当たり年間365~500元を徴収する。
このため、運賃の値上げも予想されている。
 中国ではこれまで著作権使用料を支払わずに無断で映画が放映されることが多く、
国内外の映画会社から、著作権の保護に対する取り組みが求められていた。
(10月18日)

~上海ジャピオン10月22日号より

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