花展入場料を市民と検討 40元から20元に引き下げ

 上海植物園で4月6日(金)~5月7日(月)まで開かれる「2007上海花展」の入場料金検討会が、3月9日(金)開かれ、花展観賞料込みの入場料について、植物園側と市民らによる意見交換が行われた。料金は、予定していた40元から20元に引き下げることで決着した。
 検討会は、市緑化局と展覧会組織委員会が、植物園関係者と市民代表30人を招いて開いた。植物園側は「展示品種を増やし、各種イベントも行うため、コストは上がる」と主張。しかし市民からは「植物園は公共の施設であり、営利目的で展開すべきではない」などの意見があった。
 今回の検討会を通して市緑化部門関係者は、「今後、政府の投資増加を推し進める必要がある」との見方を示した。
 同園の入場料は通常15元だが、特別展覧会の開催中は、観賞料込みの料金に値上げされる。今回の花展期間中は、入場料は40元になる予定だったが、市民から料金調整を求める声が上がっていた。
(3月10日)

~上海ジャピオン3月16日発行号より

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