11月から国勢調査開始 中国在住の外国人も対象に

 上海市政府は10月22日(金)、市の人口などを調査する「上海市第6回人口普査」の概要を発表した。
今回は初めて、外国人についても調査対象とする。
 調査は、日本の国勢調査に相当する「第6回全国人口普査」に基づき、11月1日(月)~30日(火)まで実施。
約600万人のスタッフを動員して行い、初めて身分証や戸籍上の住所ではなく、
実際に住む住所で調査を実施する。
 なお今回から、国連からの提議に基づき、
中国大陸内に住む中国香港や中国マカオ、中国台湾の戸籍をもつ人、外国人も調査対象となった。
国勢調査担当者によると、氏名や性別、年齢などのほか、
教育水準や中国に来た目的などについても調査する。
外国人向けの調査票は、中国語と英語が併記され、外国語の話せるボランティアスタッフも調査に加わる予定。
 調査結果は、2010年12月~12年末までに集計と分析を行い、その後結果を発表する。
(10月23日)

~上海ジャピオン10月29日号より

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