市北西部から中心部を通って浦東へつながる軌道交通7号線が、
12月5日(土)、一部区間を除き開通した。
開通初日は週末にも関わらず、利用者数は延べ9・6万人、総乗降回数は12万人に上った。
今回開通したのは、市北西部の「上海大学」駅~世紀公園近くの「花木路」駅区間。
当日は、始発駅となる「上海大学」駅からの乗車数が最も多く、利用者数は延べ6600人に上った。
学生からは、通学時間が約半分に短縮されたなどの喜びの声も上がっている。
1日あたりの利用者数は、今後1、2号線に次ぐ規模の53万人に上ると見られており、
ピーク時には1時間あたり1万7476人が利用する見込み。
運営時間は9時~16時の7時間で、各車両の最大積載人数は約310人。
万博開催前までは1日24本を6分間隔で運行する。
7号線の乗り換え駅は、1号線「常熟路」駅や、
2号線「静安寺」駅と「龍陽路」駅など全部で7駅あり、軌道交通で最も乗り換え駅の多い路線となる。
また、「上海大学」駅から北へ伸びる残りの6駅は、来年3月に開通予定。
(12月6日)
~上海ジャピオン12月11日号より