大火災から1週間経過 追悼式に多数の市民集まる

 上海市静安区の28階建て高層マンションで発生した火災から、
1週間が経った11月21日(日)午前8時半、火災現場で追悼式が行われた。
遺族や市政府関係者のほか、多くの市民などが訪れ献花を行い、犠牲者の冥福を祈った。
 火災事故は15日(月)14時15分ころ、
?州路と余姚路の交差点付近にある教職員用住宅「?州公寓」で発生。
死者は58人に及んだ。
 追悼式当日は、午前6時半ころには既に献花に訪れた人々が100㍍近く並び、行列ができた。
北京や広州など遠方より参列した人も見られ、約10万人が訪れたとされる。
また市のネットユーザーの中には、追悼式に来られない人のために、
マイクロブログ上で無料で献花代行を請け負うことを表明した人もいた。
 なお、火災事故調査チームは17日(水)、
事故について、無免許の溶接士2人がビルのリフォーム作業を行っていたことを発表。
また、事故現場にナイロン製の防護ネットなど可燃性の高い材料が多くあり、
短時間で燃え広がったとの見解を示した。
警察は重大責任事故容疑で、工事関係者ら8人の身柄を拘束中。
(11月22日)

~上海ジャピオン11月26日号より

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