上海工商部門による襄陽服飾市場の撤収方針発表を受け、ネット上で市民1800人を対象に抜き取り調査を実施したところ、半数以上が襄陽路市場の撤収を支持していた。調査をしたのは上海市民綜合信息服務平台。
調査では、撤収に賛成は53%、反対は14%、残りの33%は無関心と答えた。賛成の理由としては、上海のイメージを損なう存在であるなどが挙げられた。
また、同市場を撤収したあと、自身の購買習慣に影響するかという質問では、影響しないは68%、影響するは14%であった。
その他、同市場の撤収は偽ブランド品や海賊品などの流通撲滅に影響するかという質問では、影響するは52%、影響しないは31%であった。
多くの市民は、同市場の撤収だけでは、偽ブランド品や海賊品などの流通撲滅は難しいと考えており、法的に厳しく取り締まる必要があるとしている。(2006年1月10日)