中国ポータルサイト「捜狐(SOHU)」は4月1日(日)、自転車盗難に関するアンケート結果を公表し、市民の95%が自転車盗難被害に遭っていることを示した。そのうち約半数が、盗難車の転売が大部分の中古自転車を購入していることも分かった。
市公安局は、盗難被害増加を受け、3月より盗難自転車の販売・購入ともに罰則を設けるなどの「自転車盗難防止キャンペーン」を実施している。自転車窃盗者を検挙した市民に対しては、2000~5000元の奨励金を設けている。
上海大学社会学の顧駿教授は、「以前は仕方のない面もあったが、政府が対策を始めた以上、市民も盗難車を購入しないよう心がけるべき」と語った。
(4月2日)
~上海ジャピオン4月6日発行号より