1月12日(水)午前9時19分50秒、上海市北東の南黄海沖を震源とする地震があった。
市の一部地域でも揺れを感じたが、この地震による死傷者は確認されていない。
市地震局によると、震源の深さは約10㌔、地震の規模を示すマグニチュードは5・0と推定される。
この地震により、浦東新区や盧湾区、静安区、徐匯区など市内各地で多くの市民が揺れを感じたものの、
地震の規模が小さく、震源が市中心部より約325㌔離れ、揺れの時間も短かったこともあり、
大きな混乱やパニックなどは見られなかった。
同局関係者は、南黄海海域は地震活動が活発な区域で、小規模な地震がよく起こるとし、
最近の観測結果では、上海地区の地震状況は正常の範囲内と説明する。
(1月13日)
~上海ジャピオン1月21日号