海水の透明度6メートル 金山海水浴場の環境再生

 5月1日(火)正式に開放された、金山区濱海公園内の金山海水浴場で、海水の透明度が6メートルと観測され、話題を集めている。昨年の透明度は0・5メートル以下だった。
 同海水浴場では、海水ろ過などの透明度改善対策をかねてから実施していた。特に注目を集めていたのが環境再生技術。このため、10万匹近い魚類、4トンの牡蠣など、10種類以上の魚介類の放流や、海藻の設置を行い、生態系の自浄作用を促していた。
 金山区は、海水浴場の利用は無料(シャワー施設などは有料)なので、多くの人に利用して欲しいと呼びかけている。
 同海水浴場のある濱海公園は、同区「生態模範区」にも指定されており、野生生物が自然に観測できる。
(5月13日)

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP