90号ガソリンを供給停止 93号も0・6元/1㍑値上げ

 市内全域で11月1日(日)より、
排ガス基準「上海Ⅳ」(ユーロⅣ排ガス基準に相当)に基づいて、
90号ガソリンの供給が全面停止となった。
また、代わりとなる93号ガソリンは、11月5日前後に約0・6元/㍑値上げされる見込み。
 この販売停止に伴って、中国石油や中国石化など市内の各ガソリンスタンドでは、
10月25日(日)から93号ガソリンへの切り替えを開始。
10月中は90号ガソリンを限界まで値下げし、31日(土)の24時まで販売した。
最終日には多くのマイカー族が給油に訪れ、ガソリンスタンドは対応に追われた。
 また、93号ガソリンの値上げについて業界関係者らの間では、
10月初旬から22営業日の間に、北海ブレント・ドバイ・シンタの3つの国際原油市場で
平均価格が約5%上昇した影響のためとの見方が強い。
中国国内では、原油市場の平均価格が5%以上上昇した場合、石油精製品の価格調整を許可している。
(11月1日)

~上海ジャピオン11月6日号より

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