上海市では10月8日(木)よりタクシーの乗車料金を調整。2011年7月以来4年ぶりの値上げとなった。
今回の価格調整では初乗り運賃が1元アップし、従来の3㌔まで13元が14元+燃油費1元、3㌔以降の超過料金は1㌔当たり2・4元から2・5元となった。
また長距離走行時の加算距離については、従来10㌔オーバーすると1㌔当たり50%増だったのが15㌔へと延長、
一方で渋滞による低速走行や待機時の料金加算は、5分につき1元から4分へと短縮された。なお深夜料金は同じく30%増。
これに伴い、現在タクシー車両約5万台のメーター交換を開始。完了するまで一定期間は、新旧両方のメーターが使用される。
そのほか市交通委員会は近頃、タクシー配車アプリ「滴滴快的」に対し国内で初めて営業許可証を発行。関係者の間では、来年の上半期までに配車アプリの合法化が全国に浸透するものと見込まれる。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン10月16日発行号