上海市消防部門は2月22日(火)、上海駅北広場近くで試営業を開始していた、
中国では初となるカプセルホテルの正式営業について、許可できないとの考えを示した。
今回の不許可について消防当局は、
カプセル部分の素材に耐火性の弱い強化プラスチックを使用している点を指摘。
また、1人当たりの使用面積は約3平方㍍と、部屋の貸し出し基準に満たず、
火災発生時に避難しにくいことも理由に挙げている。
同ホテルは、約300平方㍍のスペースに、
幅約110㌢、奥行き約220㌢、高さ約110㌢のカプセルルームを68室用意。
基本使用料は28元で、1時間毎に4元を加算し、
1日88元を超えて徴収しないシステムを採用して、旅行客の注目を集めていた。
(2月23日)
~上海ジャピオン3月4日号