3月6日(日)17時ごろ、江西省景徳鎮市から上海市内へ向かっていた観光バスが、
杭州繞城高速道路の黄鶴山トンネル出口付近を走行中に、横転する事故が起こった。
乗客53人のうち36人が骨折などの軽傷、1人が重傷を負い、すぐに杭州市内の病院へ運ばれ、治療を受けた。
同観光バスに乗車していたのは、上海市奉賢区にある洪廟小学校の教職員らで、
同校主催の小旅行からの帰りだった。
乗客の証言によると、当時、バスはスピードをそれほど出しておらず、
ほかの車両との接触やタイヤのパンクもなかったとする。
また運転手は、タイヤが滑るような感覚があり、そのままコントロールを失い、横転したと話している。
横転後、車体は前方や側面のガラス窓が全て割れ砕け、右前方には大きく穴が空いた。
事故発生直後から同高速道路では5~6㌔に及ぶ渋滞が発生したが、20時には回復。
また、7日(月)からは通常通り授業を行う予定だったため、
学校側は負傷した教師の代講手配などに追われた。
(3月7日)
~上海ジャピオン3月11日号