国際化を進める静安区は6月5日(火)、2011年をめどに、同区住民のうち、外国語で交流可能な人口の割合を25%まで引き上げる計画を発表した。
これは、同区が掲げる「国際発展戦略指標」の中で提出されたもの。25%という数字は、他の国際都市と上海市民の外国語習熟レベルを比較し、同区統計部門、専門家、市民の意見を統合して決定した。
市社会科学員の?世鏡氏は、上海市民の英語で交流可能な人口の割合は5%に満たず、各国の主な国際都市の標準に比べて非常に低いことを説明した。
静安区は、国際都市を目指す上海市の先駆けとして、国際的モデル地区となることを目指している。
(6月6日)
~上海ジャピオン6月15日発行号より