大気汚染の対応措置を発表  汚染状況に応じ休園・休校も

上海市環境保護局は、10月18日(金)に行われた市政府記者会見の席上で、今年4月から暫定運用されている「上海市環境空気品質汚染応急計画」に則り、今後深刻な大気汚染が発生した場合、市は状況を具体的に把握したうえで、幼稚園や学校の休園・休校、自動車の通行規制などの措置を採ることを発表した。

同計画によると、市の「大気汚染指数(AQI)」が201~300、またはそれ以上に達した場合、大気汚染に関する警報を2段階に分けて発令し、対応策を実行する。なお、市では現時点でAQIが300以上に達した事例はない。

また同時に、市は微小粒子状物質「PM2・5」対策として、2015年末までに新エネルギー車2万台導入を推進する構え。併せて14年7月より排ガス基準のクリアを示す、緑のシールが貼られていない旧型車の外環状線及び同線区域内での走行を禁止し、排ガス汚染の拡大防止を図る。(10月20日)

~上海ジャピオン2013年10月25日号

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