上海市民政局は、
日本のお盆に相当する4月5日(火)の清明節前の最後の週末となった3月26日(土)、27日(日)に、
市内各所で墓参りをする市民が152万8000人に達したことを発表。
市では、清明節に向けた墓参りの第1次ピークを迎えたことが明らかになった。
26日の早朝7時には、市内北部の安亭や馬陸、南翔などの高速道路出口付近で渋滞が発生したが、
11時半頃には車の流れは正常に戻った。
また市内では、14カ所の墓地のうち9カ所で軌道交通の駅から送迎バスを運行し、墓参り客の対応にあたった。
一方で、市では新たな葬儀方法も模索中で、26日に濱海古園では、
散骨と埋葬の中間の形式による「微量遺骨葬」を実施。
同方式は、散骨した残りの少量の遺骨を共同で埋葬するもので、中国人の葬儀風習と、
墓地面積を拡大させたくない市との思惑に合致する新方式として注目を集めている。
(3月28日)
~上海ジャピオン4月1日号