上海市不動産管理局は、「市居住家屋賃貸管理法」の公開草案を、4月11日(月)に発表した。
20日(水)までに市民の意見を募り、取りまとめてから正式な規定制定に着手する。
同草案では、今まで不透明だった賃貸管理に関する諸規定を新たに設定。
近年よく見られた、貸主による強引な賃料値上げ問題に関しては、賃貸物件の賃料調整を、
1年以下の契約では認めず、1年を超える契約に関しては、1年に1度のみ認めるとする。
ほかには、契約解除は貸主・借主ともに1カ月前の通知が必要、
1人当たりの平均居住面積は5平方㍍以上とする、などといった項目が挙げられている。
(4月12日)
~上海ジャピオン4月15日号