4月17日(日)13時頃、
上海市の軌道交通「静安寺」駅前の上海シティエアターミナルビルの屋上から出火し、
周辺が一時的に封鎖される事故があった。
火は、駆けつけた消防隊員によって約30分後に消し止められ、ケガ人はなかった。
事故当時、同ビルでは屋上にある軌道交通の冷却塔設備の修理中で、
溶接時に散った火花が、防音・防震スポンジ材に引火したことが火災の原因。
なお、軌道交通の運行には影響はなかった。
また、13日(水)20時半頃には、同じ静安寺エリアにある住宅街「静安?墅」で火災が発生。
古い住宅「老房子」の3階から出火し、隣家の94歳女性が逃げ遅れたが、
近所に住む若者に救出され事なきを得た。
同老房子は築80年を超えており、電線の老朽化が出火の原因と見られている。
(4月18日)
~上海ジャピオン4月22日号