第3回海峡フォーラムが6月12日(日)、
福建省アモイ市で開催された。その席上で、
中国国家旅遊局長が、中国人観光客の中国台湾への
個人旅行を6月28日(火)から試験的に開始することを発表した。
今回対象となるのは、上海市、北京市及びアモイ市の住民。
当面は、1日500人を上限に、滞在期間を15日間に限定し解禁する。
これを受け、上海市の旅行会社には問い合わせが殺到。
旅行会社の関係者によると、自由な旅行に憧れる若者や、
中国台湾への団体旅行経験があり、
再び渡台を希望する人が個人旅行の主なターゲットと見ている。
また、中国大陸と中国台湾間の旅客便数に関しては、
現状の50%増となる、週あたり最大558便に増やし、
旅行客の利便性を高める予定。(6月13日)
~上海ジャピオン6月17日号