8月5日(日)、浦東の浦発公園の入り口付近にある歩道で、大量の毛虫が地面を埋め尽くす騒ぎがあった。
関係者は、数日前に、市が植物に散布した殺虫剤が原因で、外に這い出て来たものではないかとの見方を示しているものの、これほど大量の毛虫が現れるのは極めて珍しいとしている。
市緑化管理指導部門によると、今回見つかった毛虫は蛾の幼虫で、体長は2~3㌢。草むらや潅木の中に棲息しており、殺虫剤撒布などの危険に遭うと、集団で移動することがある。なお、人体への毒性はない。
現場では、訪れた市民が毛虫を踏まないよう苦心していたが、ペットの鳥の餌用にビニール袋に集める人の姿もあった。(8月6日)
~上海ジャピオン8月10日発行号より