上海市の路線バスのうち、中山公園から提籃橋までを運行する13路のトロリーバスが、
近日全てディーゼルタイプに交換されることになった。
市では、1914年に初のトロリーバスを導入して以来、97年に渡り市民の足として
運行してきたが、全路線中、現存するトロリーバスは10路線、計173台で、最盛期
の20%に満たない。
市民の中には、トロリーバスは市の風景に不可欠などの意見や、環境保護の観点から
も引退が惜しまれている。
市公共交通部門によれば、2014年までには既に11路と26路で運行している「充電
式バス」を導入し、環境汚染は回避できると発表している。(7月19日)
~上海ジャピオン7月22日号