上海市浦東新区の浦東国際空港で、7月6日(月)、オーストリア人男性が新しく増設された「Rビザ」を利用して入国。1日(水)より出入国新政策が施行されて以来、初の事例となった。
Rビザは、中国が招聘する外国人高度人材及び専門分野人材を対象に発給。
男性は搭乗前に申請を済ませ、到着後は市公安局出入国管理部門が空港内に設置する専用窓口にてビザを受け取った。
同ビザ所持により就業許可申請が不要になるうえ、5年間の居留許可が得られる。
出入国管理部門によると、これまでにネットを経由し十数人の申請を受理、同日はこの男性のほかにもう1人が利用し入国した。
~上海ジャピオン2015年7月10日号