7月26日(火)13時頃、上海市普陀区曹楊路にある長城ビルの高層階で、
ガラス壁が突然破裂し、強風に煽られて、粉々に割れたガラスの破片が
落下するという事故が発生した。
事故当時、周囲には人はおらず、死傷者はいなかった。
市では、陸家嘴の高層ビルで同様の事故が多発。
18日(月)には時代金融中心の43階で、20日(水)にはifcモール(国金中心)
8階でガラス壁が破裂して落下していた。
専門家によると、夏場は事務所内でクーラーをつける機会が多く、
室内外の温度差が高くなり、破裂を招く可能性を高めていると分析している。
また専門家は、一部のビル外壁の強化ガラスに質の悪い材料が使用されている
とも指摘。
強化ガラスの破裂率は、一般的に1000分の1程度と説明する。
(7月27日)
~上海ジャピオン8月05日号